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えり(WEB限定の公開の方です)


撮影時、震えあがる「何か」がありました。

込み上げてくる「不思議な」ものがありました。

それは悪いものでは無く、今までの生きてきた証を残せることが出来る安堵感、喜び、そして、今後への生きる決意だと思いました。

ここに至るまでの道のりは長かったし遠かったし、茨の道だったのを忘れられません。

私は虐待連鎖の家庭でした。

様々な虐待を受けてしまいました。

10代で実家を出て、

20代で自分らしい人生を送るために、大好きな妹を捨て、身内とも連絡が取れません。

今までの虐待のトラウマが、辛く残っており、現在治療しながら仕事も頑張っています。

それでも私は生きています。

生かされています。

それは夫、友人、様々な人の支えがあるからです。

今後も私は支えられながら生きていきます。

そして、私ができる事を一度きりの人生の中で全うしたいと思います。

皆様にも今後、素敵な日々が訪れますように。

虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。