写真集、写真展の進捗状況

 「虐待サバイバー写真展」WEB版は、WEBのみ掲載ということで応募された方一名、最後の方一名の撮影を5月中旬に終えてひとまず区切りとします。
 その後、虐待サバイバーの存在を更に多くの人に知ってもらい、当事者に「ひとりじゃない」ことを伝えたり、虐待サバイバーそのものの認知を広げるために
書籍化
写真展の開催
を目標に動いています。

●書籍化について
 現在出版業界はどこも財政状況が厳しく、コストのかかる写真集を出すリスクを負う出版社がとても少ない状態です。
 そこで現在スポンサーになっていただける企業様を探しています。
 地道に手紙を送り、普段だったら関わることのないであろう方々とやり取りをさせていただいてる最中です。
 また、出版社も現在探しています。
 良い手応えを感じつつ、丁寧にことを進めています。
●写真展の開催について
 まず一人では作業としてとてもじゃないけれど、障碍がある中で行える仕事量ではないので、「虐待サバイバー写真展実行委員会」形式を取ることにしました。
 とても心強いメンバーが集まってくださいました。
 そして、この写真展を児童養護施設や自立支援施設、または虐待サバイバー当事者とともに「手作り」で作りたいと考えています。
 具体的には写真のプリント、プリントしたものをボードに貼る、広告となるポストカードを配布する、案内状の手紙の封入作業、当日の受付補助などなど色々な仕事があります。
 それらの作業に工賃を発生させて生活や自立が難しい虐待を受けた子ども、サバイバーの自立への一助としてもらうためのクラウドファンディングを行う予定です。
 現在渋谷のギャラリーを借りる予定ですが、急転直下、話が大きく変わる可能性も出てきました。
 こちらはまだ詳しく話を聞いてから、流れが変わったらお知らせします。
 このような感じで現在動いています。
 これらに係る細かい事務作業は大変ではありますが、無理せずやっていこうと思います。

虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。