皆様からいただいた寄付金の合計額と使用用途をお知らせします

皆様からいただいた寄付金の合計額と使用用途をお知らせします

「前へ」虐待サバイバー写真展は、最初多くの人が集まるだろうと渋谷のスタジオをお借りする予定でした。

しかしギャラリー代が高く、他のお金の捻出方法も難しい状態でした。

障害を持ち、きちんと働けていない自分に捻出できる金額ではないことから、いつも助言を仰いでいる今一生さんより「寄付金を募ってみては?写真展の意義は大きいので賛同してくださる方も多いはずです」と言っていただきました。

寄付金の募集を今さんの口座を借りて開始しました。

その中で埼玉の居場所づくりを目的に活動している市民活動団体「ほわいとらびっとはうす」代表 春華未来さんから「埼玉で写真展でやってみませんか?渋谷でやるより多く人が集められることができるし、色々協力できることがあります」とのお誘いを受けました。

悩んだ結果、渋谷で単発でやるより「繋がり」を多くもつ春華さんと引き続き今さん、仲間の方達と、募集をかけた実行委員会のメンバーと複数人でのプロジェクトに変化を遂げました。

そう言った経緯の中で、口座を今さんの口座からほわいとらびっとはうすに口座が変わって、当初のギャラリー代などの寄付から主旨が変わったにも関わらず寄付をしてくださった方には本当に心からお礼を申し上げます。

ありがとうございます。おかげで写真展を開いてメッセージを伝えることができました。

また、寄付などについて拡散や応援などをしていただいた方にも同様に御礼申し上げます。

一人では絶対にできないことです。

また、寄付金の使用状況を本来ならば公にしつつ活動するべきでした。

自分の出したお金が何に使われているのか?分からないのは不安なものです。

そして、当初40万円を目標と掲げていたのですが、全くの説明不足でその目標に達せずも写真展が行える知恵を出したにも関わらず、それらも写真展前に公表できず申し訳ありませんでした。

写真の色の修正、プリント、チラシづくり、広報、会計、と一人で抱え込みすぎる悪い癖が出てしまい一人で焦ってしまって手が回りませんでした。

寄付をしてくださった方には本当に申し訳ありませんでした。

皆様からいただいた寄付金は25万106円(¥250,106)となりました。

会期中にも直接手渡しでいただいた寄付もあり、驚きと感謝でした。

以下に時系列でのお金の流れをお見せします。(クリックして画面に表を表示してさらに表をクリックすることで大きく見えます。)


主な使用用途は

実行委員会の交通費

写真印刷、装丁、展示にかかる費用

が大部分です。

交通費は、実行委員会では簡単な話はネット上で済ませていたのですが、会って話すこと以上の情報量の交換と信頼の築き方はなかったです。

各会場の下見やオーナー様との打ち合わせなどにも伺わせていただきました。

写真は写真展の肝です。

プリントの迫力を見ていただきたく、最初印刷所に見積もりを頼んだら当初の目標額40万円が一気に吹き飛ぶくらいでした。

かと言っていわゆる町のDPE屋さんでは自分の色を出せませんしやはり高くつきます。

その結果、全て自分の手で作るのが一番だと結論になり決行しました。

色を少しずつ調節してWEB版の写真とは違うプリントならではの良き写真が出来上がりました。

その写真でメッセージを伝えられたこと、重ねてお礼申し上げます。

その次に多いのは広報です。

こちらもチラシのデザインからプリント、折りまで全て実行委員会で作り、行いました。

写真とチラシを自分たちで作ったためインクは多く使いました。

今現時点では

1千582円(¥1,582)

の残金があります。

この残った寄附金について実行委員会でどのように扱わせてもらうか現在提案を出したので話し合い中です。

発表できる段階になりましたら、お知らせいたします。

よろしくお願いします。

虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。