0004
ゆき実
自分の背中は、自分では見えないけれど。
もし見えたなら、そっと寄り添ってあげたい。
そして『私がいるよ』って、声を掛けたい。
誰も握らなかった手を、温めるように包んであげたい。
それが会った事のない、あなたであっても変わらない気持ちです。
『がんばって』とか
『大丈夫』なんて言われても、
心に響かないくらい辛い時間を、私も過ごしてきました。
ほん少しだけ顔を上げて、自分の先を見てほしい。
逃げても良いんだよ。
ワハハって笑って、幸せになって良いんだよ。
腹立たしさを涙に変えても、許されるんだよ。
それが顔を上げた勇気の分だけ、ちゃんと用意されてるから。
あなたの背中を、優しく見つめてくれてる人は
勇気の先に必ず居るから。
0コメント