写真展への寄付 ありがとうございました

今日は9月24日、気がつけば写真展まで二ヶ月をきっているのですよね。

気がつけばと書いてはいますが、まぁしっかりと気づいてはいてて、9月に入ってから写真プリント、パネル貼りなどの作業をする日々です。

それも皆さんからの寄付金と気持ちがあってこそのものだと思っています。

本当にありがとうございます。

寄付金の募集はここで終了したいと思います。

今まで拡散してくださったり応援してくださったりしてくれた方のおかげで写真展が大きな意味のあるものだと実感できました。


最初は渋谷でテナントを早く押さえるための寄付金集めとして始まりました。

その中で予算の使い道を描いたシートを公開して、その当時の予想予算は40万円でした。

その経過で場所が埼玉に変わり、個人開催から、埼玉の市民活動団体「ほわいとらびっとはうす」さんからの提案で埼玉での団体としての開催に変わりました。


そんな中でも寄付をして下ったことは、これは絶対良い写真展にしようと決意を硬くする大きな力になりました。


寄付金は約19万円もの金額が集まりました。

当初よりも少ない額ですが、それでも充分運営をしていけるように工夫して、良いものを作るためにいただいた額でできることを精一杯やろうと思いました。

そこで大切になってきたのは、お金の使い方「やりくりをして会計の見直し」です。


こんなやりくり、見直しをしました。

  • 広報にかかるデザイン料、印刷代を外注から、自分でデザイン・プリントした。
  • 写真については紙を純正のものから、別メーカーの安くて高品質のものをネットや口コミで探しまくり、見つけて使用(そのために写真の色、雰囲気を調整し直しました)。
  • 写真を貼り付けるパネルを両面テープのものから片面テープのものに変えて値段を下げて、安価で壁へ貼り付ける素材を使う許可を各会場に貰った。
  • できるだけ移動費を抑えるため、動けることは自分が動いて現地に近い人にも可能な範囲で動いてもらった。
  • 都営線は無料で利用できるので、少し遠回りして無料区間を使い移動した。

などです。

また、自分の失語症がひどくなってしまったため企画していた対談がちゃんとできなくなってしまったので、ゲストへの謝礼分も払うこともなくなりました。

もともと「ハルさん相手に商売しようなんて思わないよ」と信頼だけで引き受けてくださった方々だったので企画中止は大変残念です。


金額の詳細な明細は写真展が終了したら公開いたします。


こうして現在写真展に必要な道具はほぼ準備ができて、残りのプリントをして、設営となります。

現在残った額で

  • 搬送用の袋代
  • 当日までの下見と話し合いが数回あるのでその交通費
  • チラシの紙の追加と郵送費(協力者がチラシを配りたいと申し出てくれました)
  • 搬入や当日在廊スタッフの交通費(沢山助っ人が名乗り出てくれました)
  • (もしかしたら)追加のインク代

などに使わせていただきます。

それでどれくらい金額が残るのかは、正直正確な金額が見えてこない部分があります。

協力してくださる方の交通費はいくらになるのか今の時点で計算できてないゆえです。

写真展が終わり、その後の残額をどうするかは、残額の数字を見て決めさせていただきます。

皆様が納得する形で使わせていただきたいと思います。


もう少しで会期一ヶ月前となります。

当日は皆さんが写真やその他のものを見て「前へ」進めるような写真展にしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。


虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。