本を出版するということ

こんにちは。田中ハルです。

東京はすっかり夏模様です。


前回のブログにも書きましたが、この度「虐待サバイバー写真展」が書籍化されることとなりました。

しかしその書籍化実現のための資金はクラウドファンディングで募ります。

自分としては


「みんなと作る本」


という皮膚感覚でいます。

被写体の方々、応援してくださる方々、今回の「虐待サバイバー写真展」は多くの人の支えがあってできたものです。


正直田中ハルでも昼でも夜でも誰が撮ったかは関係ない、と思ってやってきました。

ただ、今はほんの少しだけ「自分が撮らせてもらった写真だ」

とと自信も出てきました。

故に出版社様への持ち込みも心折れずできたのだと思います。


持ち込みはいつも緊張します。

たいてい返答なしです。

作りましょうといっても、どこも出版不況。

写真集を全部資金を会社が持つことはほとんどありません。


だって写真集っていうと、日本ではアイドル写真集の売り上げしかなかなか上がらないものなんです。


そんな中でも「一緒に作りたい」とおっしゃってくださった「小鳥書房」様には感謝です。


クラウドファンディングのリターン品。

少しずつお知らせしますが、ほとんどのリターンに書籍はつける予定です。


本を前払いして買っておまけもついた、と思っていただけたら嬉しいです。

とうぞよろしくお願いします。


写真は神社の狛犬。
今はほぼ神社と自宅の往復の日々です。

虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。