写真を撮る時に気を付けていること

自分はこの「虐待サバイバー写真展」の写真を撮らせてもらうにあたって気を付けていたことが一つあります。

それは

信頼関係を築くこと

初めましてで会って10分ほどで写真を撮るのです。

写真って銃に似てると思いませんか?

標準を合わせて撃つ、ピントを合わせて打つ。

どちらもうつのです。

なので最初の挨拶にはとても気を付けていました。

もともと人を威嚇したり、無闇に攻撃しないタイプなので、それが幸いしたのか、概ね皆さんはじめからゆっくり打ち解けてくださいました。


自分から話をするときと相手の話を聞くときのバランスも気をつけていました。

で、そうやって丁寧に心のキャッチボールをすることが楽しかったのです。


虐待サバイバーあるあるで盛り上がったり、なんてことない話で笑ったり、本当に楽しい時間でした。

書籍の話が落ち着いたら、また再開すると思いますのでよろしくお願いします。


虐待サバイバー写真展

親からの虐待を経験し、それでも親の手から生きのびたサバイバー達の「生きている」写真を撮っています。 これから先の道に希望が満ちていくような願いを込めて作ったサイトです。 15人の被写体の方の応募は締め切っています。この後、虐待サバイバー写真展は、書籍化、実際の写真展に向けて動き出します。